品川区での保活と育児をつづってみる

東京都品川区在住の働く母が出産前から保活に奮闘したアレコレや育児のアレコレをつづります

品川区のママリフレッシュイベントが託児不可で???な件

品川区の子育てイベントで何かないかな~と思っていたら
『ママのリフレッシュタイム参加者募集』ていうの、見つけたんですよ。

お、これは託児付きの講座かなんかで、ママ同士の
交流とかするのかな~と思って詳細を見ました。

そしたら

・平日開催
・託児なし
・子連れ不可

という、近隣に実家がないと行けないやつでした。

▼詳細はこちら▼
http://city-shinagawa-kodomomirai.tokyo/event/detail/2570

※リフレッシュしていただくための講座ですので、託児はありません。お子さんの同伴も不可です。

ねえ、平日にぴゅって預けられる人ってリフレッシュ必要?
これ考えた人って、想像力ないのかな?
お役所仕事なのかな?

んでもって有料ですんで、一時保育やシッター利用した日には
更にお金かかります。

品川区ってネウボラの制度とかやってみてるけど
実際ほとんど育児のフォローになってないし、
「手厚い育児支援をしてる風」なんですよね。

育児経験者にもう少しヒアリングできないんだろうか?
こんなことに予算使うなら、待機児童どうにかしてほしいし、
ファミサポとか、頼れる人がいない母親のサポートを
もっと手厚くしてほしいです。

品川区 認可保育園の入園状況(指数)2016年度版

品川区認可保育園の入園状況一覧が公表されました。
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/ct/other000073600/h28.4.border.pdf


これは園別・年齢別の最下指数および税の階層を一覧にしたものということで、
「入園できた人の一番下の点数」ということでしょうかね。

点数については「高いほうが入りやすい」、税については「低いほうが入りやすい」
ので、税の階層については「最下」という表現が正しいのか?という感じもしますが。

※ちなみにこちらが税の階層別保育料です
保育園等保育料一覧(平成28年度)|品川区


見てみると、0歳児では

・五反田第二
・アンジェリカはまかわ
・学研こども園

の3つの園が、最低でも「43点」必要となっています。
無認可加点があっても、ボーダーラインということですね。
兄弟加点か、ひとり親加点がないと厳しいのでしょうか。


1歳児では43点なんてザラです。
旗の台は46点が最低点数…。

点数を見ていると、0歳であれば40点くらいが多く
無認可加点などがあって42~42点あれば、どこかに入れそうだなという
印象です。

ただ、1歳児になると43点が最低ラインという園が急激に増えます。
早生まれで4月入園となるとかなり厳しそうですね…
早生まれではなくても秋生まれくらいであれば、生後半年くらいで
預けるか、もしくは育休延長するかということになりそうです。

そういえば、育休2年に延長といった案が出てきましたね。
これ、大企業ならまだしも中小企業からしたらたまったもんじゃ
ないのではないかと。

その2年だけ代わりをしてくれる人を雇うのも大変だし、
2年もその人がやってくれたら、正直よほど特殊スキルでも
無い限り、復帰してほしいかと…。
結局人員は+1になるか、あるいはその2年欠員で乗り切るか。

どっちにしろ、従業員数が少ない企業にとっては大きな問題で、
これなら年頃の女性の雇用自体を避けるのではないでしょうか。

一度雇ってしまったら出産を理由に解雇できないのであれば、
最初からリスクのある人は雇わないですよね。
(実際は出産を理由に解雇されている人、何人も知っていますが)

でも、大企業勤めのママ達がこれで2年休んでくれれば、
0歳児の空きは多くなるのかな?
全体のうち大企業勤めのママがどれくらいの割合いるか
わからないけど…

品川区の認可保育園に必要なポイント数は?

出産前に品川区役所で認可保育園への申し込みについて
色々と聞いてきました。

中でも気になるのが、
「どれくらいポイントがあれば認可に入れるのか?」
ということでした。

私が区役所の方に聞いたところ、
品川区の上の方であれば43点あれば、どこかの認可には入れると思います
ということでした。
※あくまで一職員のコメントであり、品川区の正式な見解ではありません。
 申し込み人数次第でボーダーラインは変わることもありますので
 この情報の正確性は保証いたしません。

夫婦二人でフルタイム、で40点。
これだけだと、「当たり前」の点数なので難しいとのこと。
(この時点でおかしいと思うんですが…夫婦でフルタイムな時点で
十分保育が必要な状況ではないんでしょうか)

認証保育所等に預けている場合は+2点、
月2万以上で認可外に預けている場合は+3点なのですが、
2点だとエリアによっては厳しく、「3点加点があればほぼ確実」と
言われました。(あくまで2016年4月以前の情報ですよー)

保育所等利用調整基準(選考基準) 平成28年4月1日〜|品川区

つまり、夫婦フルタイムで働き、無認可に月2万で預けることが
翌年4月の認可に入れる必要条件となります。

他にもひとり親だったら加点が多いのですが、フルタイムでなかったら
43点に満たず、入れないなんてこともあったようです。
あまり個々の事情は考慮されないようですね。
(個々の事情まで鑑みてたら、職員の残業がものすごいことに
なっちゃいそう&何が本当か調べるのにも限界があるから、難しいですよね)

あえて点数以外で考慮されるとしたら、
・年収が低い
・区の在住年数が長い
という点だそうです。

区に多く納税していると、優先度下げられるというのは
なんとも世知辛いですねえ。
せめて、認可がだめなら、認証だけでも多く納税している人を
優先してくれてもいいんじゃないかと思うんですが…

区の在住年数も見られるので、マンション建設ラッシュだからといって
これから品川区に引っ越すのは、よく考えてくださいね!
家を買っちゃうと、簡単に引っ越しできないので、認証や無認可の
空きがあるかを確認してからのほうがいいと思います。

祖父母が遠いかどうか、というのも考慮されるのかは謎です。
一応、書類には祖父母の居住する場所を記入する欄があるので、
本当に同じ条件だったら、多少考慮されるのかもしれませんが、
これは区役所に未確認です。

なお、他の記事でも書きましたが、品川区の下の方のエリア(大井等)
は43点無くても大丈夫かもしれません。
「品川区の上の方のエリアでも43点あればどこかに入れるのでは」
という言い方でしたので。

ちなみに、この3点をもぎ取るためにもちろん無認可も検討しています、
というかそれしかありません。

・・・んがしかし、
無認可ですら空いてなーい!!

この辺はまた別の記事で書きます。

品川区の保育園事情2016

はじめまして。
2016年4月生まれの子供を母をしています。

フリーランスで仕事をしており、現在は無職状態のため
なるべく早く保育園に預けて仕事復帰すべく、出産前から
保活をはじめました。

世田谷までとはいかないまでも品川区もなかなか
保育園事情厳しいです。

2016年の4月入園では

 ・一次申込数3365人
 ・入園受け入れ2180人
 ・不承諾1185人

だったそうです。

ちなみに品川区内でも地域によって状況は異なるようで、
私が区役所で相談したときには

 「品川区の上の方は激戦区、下の方はマシ」

と言われました。

そして我が家はこの「上の方」です。

エリアでいうと、五反田~武蔵小山~戸越あたりが激戦区だそうです。
そして隣接する目黒区や港区も決して状況はよくないため、越境して
無認可というのもあまり現実的ではない。

品川区は子育てに優しいまちを謳っており、各種子育て支援
小中一貫校の導入などいろいろやっていますが、
何しろ保育園事情においては、全く優しくないと言わざるを得ない状態です。

今年から保育園を新設した、と言っていますが、それはいわゆる
「品川区の下の方」であり、「激戦区である品川区の上の方」のエリアには
新規園の開設はありませんでした。

そのくせ、武蔵小山の再開発や、目黒~不動前のタワマン建設ラッシュなど、
人口が増えるようなことだけはウェルカム。
人口増やすなら、保育園の確保も同時に行ってほしい、でないとせっかく
買ったマンションのローンはどうなっちゃうんでしょうね。

まあ、品川区に引っ越すのは個人の自由だし、立地的に魅力的な
部分も大きいので、文句言うなという人あるんでしょう。
でも、間違っても「子育てしやすい区」なんて綺麗事は言わないで
頂きたいなと思います。